陽奈はそんなの気づかなくて、ずっと笑顔。
ってか、ニヤニヤしてる。
「なんかあったときは言ってね!絶対だよ!」
「だからないってば!」
「ええ〜残念〜」
やっと諦めたのか、少し身を引いた。
でも多分、これから事あるごとに、言ってくるんだろうなあ…。
陽奈は昔から、興味のあることはとことん突き詰めるタイプで。
なかなか頑固なのだ。
「陽奈、早く食べないと昼休憩終わるよ?お弁当早く食べないと!」
「あああ!うん!それは困る!食べる!」
「ぷ」
さらに食べることも大好きで。
いつも慌ただしいけど、一緒にいて飽きない。
すごくいい子なんだ。
私は微笑ましくなって、陽奈がお弁当を食べるのをなんとなく見つめてた。

