学校に通い始めて早、3ヶ月。
だいぶ高校生活に慣れてきた。

暑いある日の朝。
コンコンコン。
「雄介君ー!!学校遅れちゃうよ?」
「んぅー…もう少し…」
「雄介君起きてるー?」
まだ寝てるのかなぁー…
「あれ。どしたの小雪ちゃん。」
「…あ、おはようございます…雄介君が起きてなくて…」
「そうなの?…じゃあ。」
パシッと手を取られた。
「えっ…??」
「雄介置いて行こう。んじゃ行ってきまーす。」
「えぇっ!?きやぁー…!!」