ご飯を食べてから髪を緩く結んで…服も着て…
「行ってきます!!」
そう玄関で言って外に出た。

ここからデパートまでそう遠くはない。歩いていける距離だし歩いて行こう。

デパートに着くと沢山の人がいた。
…休日だから仕方がないよね?

「あれ?小雪ちゃんじゃない!!」
振り返ってみたら
「亜利沙ちゃん!!…と中山君?」
「あぁ…言ってなかったかしら?…私は中山寿人君…と…付き合ってるのよ」
…へ?
「そうだったの!?」
亜利沙ちゃんの手を見ると、中山君と手を繋いでた。
2人共美男美女だからお似合いだなー…
「そうだ!!私達これから合宿の必要な物買うんだけど…一緒に行く?」
折角の休日にデートで第3者が入っても…悪いよね?
「えっと…やっぱり折角のデートなんだから2人で楽しんで?ね?」
「小雪ちゃん…!ありがとうっ…!」
亜利沙ちゃんは少しだけ赤面していて…なんと言うか…乙女だなー…って思う。
「じゃあ、また明後日ねー!!」
「うん、バイバーイ!」