廊下に並んで体育館へと向かっている時に
「ねぇ、雄介君、高島さん…高島さんって教師だったの?」
「あぁ…でもまさか、あの高島さんが俺らの担任だったのは知らなかった…」
凄く青い顔でそう言ってる…
どんだけ怖い人なんだ…
「俺が知ってるのはこの学校にあの家の住民全員が丘田高校に通学、出勤してることだけだったんだ…」
「そっか…」

「そこで何の話してるの?小雪ちゃん」
「!!ううん、なんでもない!!ね!雄介君!!」
「お、おう!!」
「そっかー悩み事なら私に言ってね!」
「ありがとう…」