恋よ降れ

その反応に私もつられてえっと言ってしまう。
思わず彼から視線を外し下を見つめ口をふさいだ。

‥‥‥何か癇に障るようなことを言っただろうか。




下を見ていると上から大きな声が降ってきた。


「マジで!? あの青野明紀!?」



あのってどのだよと心の中で突っ込みつつも怒っていないようなので、恐る恐る顔を上げる。

顔を上げると



‥‥‥‥彼はキラキラした目でこちらを見つめていた。


そしてその表情を変えることなくがしっと私の肩をつかむ。

それにびくっとふるえたのが分かったのか彼はあわてたようにその手を放した。

不審な目で見る私に取り繕うように彼は言い訳を連ねる。

「ご、ごめん。俺 青野明紀 ってやつにずっと会いたかったから。」