恋よ降れ

「そーか―そーか―、一年に見えたか、そーか―。」


だんだんと顔が熱くなるのがわかる。
私は耐え切れずにその場にうずくまり顔を伏せた。
濡れた髪とシャツが妙に肌に張り付く。


「だって敬語使ってたし。」


顔を伏せながらも彼に言い訳をする。
彼はまだ小刻みに笑っているようだった。
上から聞こえるそんな笑い声に余計体温が熱くなる。



「俺は初対面のやつとは敬語で話すんですう、敬語を使ってたって後輩だとは限らないんですう。」

「わかったわアホ! 私が悪かったですよ!。」