恋よ降れ

「ちょ、ちょっと待ってなんで笑ってんの?!」


私が彼にちかづきうろたえると彼は口を押えるもう片方の手で私を制した。

「ゴ、ゴメン、た、たんま。」

こきざみにかたをゆらす彼はだいぶツボったらしい。


しばらくして笑いを抑えると、わたしに向き合った。



雨音は止まない。



彼は自分に指差すと口を開いた。


「俺二年生なんだけど。」




‥‥‥…‥…‥‥え?



「話したことないから仕方ないのかもしれないけどさ。」




肩を揺らしながら言う彼に私はただただ口をぽかんと開けていた。