「たっだいま~♪」 「遅かったな。あ、美帆は?」 「悪いな。そんなにみほが心配か?ニヤニヤ」 「あ?ち、ちげーよ!姫たからだろーが!」 「…ふーん、へぇ。美帆は赤髪くんの後ろだよ!」 私は赤髪くんにバイクから抱っこしておろしてくれた。 「ありがとう。」 「……」 「あれ?総長さーん?姫が帰ったのに、どうしたのぉ?」 大希はふざけたようにいう。 「ん。おかえり。」 「えと…ただいま。」 俊介はどこか不機嫌だった。