この声が届くなら。

「う"ぅ...」



土下座をしていたお父さんの頭には
犯人の足が乗っていた。







「やめて!」



そう叫んだ私に犯人は銃口を向けた。







ードンッ!


お父さんは犯人の足を掴み
押し倒して形勢逆転...かと思えた。











ーパンッ!




そう思った次の瞬間には

お父さんから大量の血が流れていたー…