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「落ち着いた?」


その言葉に頷き、受け取ったジュースを飲む。

『お金返す』と書いたノートを見て知山くんは言う。





「いいよ!嬉しいことあったから」


知山くんは顔を少し赤らめて言った。






知山くんは...好きな人いるのかな。


わたしの頭にふと浮かんだ疑問。

きっといるよね。
これだけカッコよくてヒーローみたいに助けてくれる。





「どうかした?」

ううん。と首を横に振る。