この声が届くなら。

『誰に電話したの?』


「あー、渚だよ!」






陽葵ちゃんは優しく微笑んでくれた。






ーーー






ーバンッ

「ちょっと、どういうこと?」




少しだけ息を切らした渚ちゃんがいた。







「っ!?ちょ、何その姿!」


渚ちゃんは私を見るなりビックリした顔をした。