この声が届くなら。

ーーー







「おっはよー!柚葉ちゃん!」


玄関に着くなり
声をかけてくれたのは、陽葵ちゃんだった。



あれ...何かいつもと違うような...

『いつもと雰囲気違うね?』

私はノートを見せた。






「うん!気合入れてきちゃった♪」


気合い...かぁ。