この声が届くなら。

「んじゃあ、
俺と一緒に釘うち手伝ってくれる?」




釘打ちかぁ...やったことないな。





「やったことないよね?」


私は、コクンと頷いた。






「まぁ、大丈夫!俺が手伝うから」


知山くんはそう言って
またキラキラとした顔で笑う。