この声が届くなら。

ーーー





ふぅ〜やっと終わった...

渚ちゃんに頼まれてから
もう1時間も経とうとしていた。






「もう終わったの?」


早いね。と頭をポンポンとなでてくれた。






「柚葉に頼むのはどうかと思うんだけど...
外で男子が作業してるのね?
よかったら...」


『手伝ってくるね!』





私はそう書いたノートを見せて教室を出た。