この声が届くなら。

ううん!と言うように首を横に振る。


「そっか」…と優しく微笑んだ知山くん。




ドキッとしたこの胸の鼓動が
何なのか私が気づくのはまだ先のこと...






ーーー






「...で、では、
メイド&執事カフェでいいですか?」


「「「いいよー」」」









知山くんのおかげでまとまったクラスは
笑顔が溢れていた。