この声が届くなら。

「誰も気づいてくれなかったのに
昨日会ったばっかりの
柚葉ちゃんは気づいてくれた!」






少しだけ陽葵ちゃんは拗ねていた。




『可愛いね! 』

私は書いた文字を陽葵ちゃんに見せた。






「可愛くはないけど...
あ!髪のアレンジなら私やってあげるよ!」





なぜかまた遊ぶときに
髪をアレンジしてもらうことになった。