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渚ちゃんと他愛ない話をしているともう学校。





「渚ー!柚葉ちゃーん!」



そんな元気な声が私の耳に届く。

振り返れば、
相変わらず眩しい笑顔の陽葵ちゃんがいた。






…?
あれ、昨日の陽葵ちゃんと雰囲気が違う気がした。




『髪型変えたの?』


私は陽葵ちゃんに聞いてみた。


すると、陽葵ちゃんは目をパチクリさせていた。






「...気づいてたの?
きゃー!もう、さすが柚葉ちゃん!」




そういってまた抱きつかれた。