「聞いた通りだね、柚葉ちゃん♪」




陽葵ちゃんはニコニコしてた。

眩しい笑顔で。







ーーー








「んじゃ、またねー!」



どうやら陽葵ちゃんとは
家が逆方向のようで校門で別れた。







「よかったね、柚葉」


え?と応えるかわりに首を傾げた。








「もう陽葵は友達でしょう?」


『本当に?』




そう書くと、渚ちゃんは笑った。