この声が届くなら。

私は、その手をとり笑顔で頷いた。


すると...




ーギュッ


!?!?!?


「きゃー!もう、柚葉ちゃん可愛すぎ!」




...え!?

なぜか私は今、陽葵ちゃんに抱きしめられている。



し、しかも可愛いって!


私は陽葵ちゃんからパッと離れてノートを取り出す。






『可愛いのは陽葵ちゃんだよ!』



陽葵ちゃんはノートを見るなり笑い出す。