この声が届くなら。

ーーー






「ありがとう、羽琉くん」


「ううん、いいよ〜
この役目は僕にしかできないでしょう?」


「え?」



「だって、渚ちゃんが考えてたのは
みんな彼氏にプレゼントするってことでしょ?」


「何で分かったの!?」





秘密〜!と羽琉くんはニコニコしていた。