この声が届くなら。

ーーー







「ゆずちゃん」





行き先は駅前にできた
大型ショッピングモールになった。


みんなで歩いていると羽琉くんに声をかけられた。








「どうしたの?」


「僕も誘ってくれてありがとう」






羽琉くんは
誰にも敵わないような可愛い顔で笑った。