この声が届くなら。

ーーー









ーピーンポーン♪


「はーい」




インターフォンが鳴り、お母さんが玄関に向かう。







「柚葉ー?渚ちゃんよー!」


「ゆーずは♪」


「渚ちゃん!」






お母さんが渚ちゃんを家にあげていた。