そんなことを思いながら足を進める。





「あ、柚葉!クラス一緒じゃん♪」



どうやら、
渚ちゃんとはクラスが一緒みたい。

とりあえず一安心...






『渚ちゃん、嬉しい!!』


ノートにそう書いて渚ちゃんに見せると...

渚ちゃんは俯いて目元を覆っていた。





『どうかしたの?』


そのメッセージに渚ちゃんは笑顔で答えてくれた。









「私も嬉しいよ。
こんな私と一緒にいて喜んでくれて。

ありがとう、柚葉」








笑顔でそう伝えてくれた
渚ちゃんの目には涙が浮かんでいた。