この声が届くなら。

「...って。
陽葵はどうなのよ?」





渚ちゃんは痛いところをついたようで...



「う"ぅ...」

と、苦しそうな声を出していた。








「そ、それは...ね、狙ってる人はいるよ...?」


「ふ~ん。
まぁ、だいたい予想はついてるけどね」





渚ちゃんはニヤニヤと笑っていた。