そう書いてみせた私は...弱い。








「ありがとう。
でもね、僕諦めないから!」



そう言ってニカッと笑った羽琉くんを私は忘れないだろう。






ーーー







「ごめん、待たせた!」


走って来たのか少し息の切れている知山くん。










「勇気。
僕、勇気が大好きだよ。

だから、今度は勇気の番ね!」





そう言った羽琉くんに知山くんは驚いていた。