家を出て、学校に向かいのんびりと歩いた。


遅刻しているという悪びれもせず。





ちょうど、コンビニに寄っているときに携帯が鳴った。





…着信は、友達の理沙からだった。


「もしもっ__」


『ちょっと!汐音、今日何あるか覚えてるよね!?』



あせあせとした理沙からの電話。
今日って何かあったっけ?



「えっと…。なんだっけ?」


『実力テスト!もう3時間目!
ホントは明後日なのが予定変わってきょうなんだよ‼』





き、聞いてない…。
私知らなかったんだけど……。