鈴木先生を見てると、どうしても暇人に見えてしまう。 そりゃあ、こんなだらけた教師、そうはいないもん。 「なに、自分でやりますってか?」 無言で先生の顔を見ていたら、またドS発言を口にした。 「…手伝って」 ここは私が下になろう…。 クラス36人分の名前がびっしりと書かれた紙を見て溜息が出る。 溜息を聞いた先生は、ドンマイ。と鼻で笑った。