「沙奈、5番席の注文!」 「は、はいぃっ!」 「はい沙奈っ!これ運んで!」 「はいぃっ‼︎」 し、死ぬ…。 まだ手伝いを始めて1時間半くらいしかたっていない。 なのに、もうすでにひん死状態だ。 やっと休憩を貰え、教室を区切った狭いスペースに置いてある椅子に腰をおろす。 その瞬間全身の力が抜けた。