「鏡華、待っとったん?」 「深影…」 来るまではパンパンだったカバンをぺたんこにさせた深影が私を見つけると駆け寄ってくる。 無意識に待ってたとか言えない。 深影を見上げてジッと見つめる。 絶対に何か隠してる。 「ねえ、すっげーことってなに?」 「は?」 「永田くんが言ってた」 ごめんね永田くん。 でも気になることをそのままにはしておけない。