SKS部!




恨めしくヤツを睨んでいると会長がやけにフカフカそうなソファーから立ち上がりこっちに歩いてくる。


ん……?こっちに……!!?


なぜか危険を察知し逃げようとしたところを首元を引っ張られて止められた。



「ぐえっっ!!?」

「逃げるな、まだ話の途中だろうが―――オマエ、入りたいんだろう?SKS部」

「えっ、はぁ、まあ……」

「今のところSKS部の部員は3人。今年の入部希望者はかぐやちゃんを含めて2人……さて、ここで問題です。何でSKS部は部員が少ないと思う?」



3人…?少なッッ!!しかも今年の入部希望者はあたしを入れて2人だと…!?それはやっぱり……



「すごい無理難題を押し付けられて痛い目にあうから?」


だって、そんなに少ないことって普通ないよな!?

人気がないからパンフレットの下に追いやられてたんだ……。切ないな。



「ぷっ!!!ふふっ…かぐやちゃん…!全部声に出ちゃってるからね…?そしてそんなにひどいことはしないし……っ!!」


顔に似合わず笑い上戸だな、この人。さっきから馬鹿にされた気がしてならんのだけど。



「くくっ……!正解はね、リョウが許可しないからだよ」

「………リョウ??」

「そこにいる不愛想な王子サマのこと!」


生徒会長の名前、リョウっていうんだ……。



「正確にはリョウタって名前なんだがな。コイツが勝手にリョウって呼んでんだよ」


リョウタ…!!リョウタリョウタリョウタ。よし、完全にインプットした。