「…分かってるさ。中学の時やんちゃしすぎて男はよってこねぇし女は逃げていくし…。心の友に高校ではしとやかになる!と宣言してきたのはいいけど………もう、どうすりゃいいのかわかんねぇんだよおお!!!!」
うわあああん!と効果音が付きそうなくらい泣きわめくあたし。
本当みっともない。仮にも憧れの生徒会長の前なのにこんな…。
最悪だ、あたしの高校生活ここで終了かよ。……それだけはいやだなあ…。
「……変わりたいか?」
「――――はい?」
「変わりたいかと、聞いている」
何なんだ、あたしの強靭な心を折るくらいいかにあたしの女子力がないことを指摘してきたくせに……。でも……
「変わりたい……、んでこの学園の誰よりもイイ女になるんだ!!!そんで男をテダマにとってかっ、カレシが欲しいっっっ!!!」
ずびずびと鼻水をすすりながら前代未聞の大宣言をするあたしは誰よりも滑稽だろう。
でも。それでも、本気だということを知ってほしくて生徒会長をまっすぐに見つめた。
「……わかった。ならお前を変えてやる」
「……へ??」
「これから、俺たちがお前をイイ女に変えてやると言っている」
なに、言っているんだ会長。そんなマジックできるのか…?実は会長大マジシャンだったりして…。
そんな事を考えていると、目の前にはやけにニコニコした顔だけエンジェルのあの男が。
「ほら、かぐやちゃん。とりあえずこれで涙ふいて」
「ずびっ、エンジェル…!!ありがどうご「涙でマスカラ落ちて大変なかぐやちゃんの
顔、もう見てられなかったからねえ」
前言撤回!!やっぱり悪魔だ!!
