初めて会った時からのニコニコ顔がさらに笑みを増している。
…軽くホラーだろ。
しかも、なぜにこんな中途半端な場所にドアなんてあるんだ!?
ドアノブとか金ぴかで無駄に豪華だし。
まるでそこだけ突き破ったかのような……
「その通り!ここはね、2つの空き教室を突き破ってできた部屋なんだよ。金のドアノブは……作った奴の趣味、ってところかな」
!!!
な、に……この男、エスパーか!?
「どうしたの?かぐやちゃん今すっごい大変な顔してるよ?」
大変な顔ってなんだよ!!
何なんだ、この人。もう怖い。
「まあいいや、とりあえずそこ開けなよ」
「案外軽いんすね」
ホントに、言動と顔が一致してないな、この人。
そういえば、名前なんて言うんだろ……。
そんな事を考えながら無駄に豪華な装飾の施してあるドアノブをガチャリ、と回す。
「………」
「………」
ダッッッ
「ちょっとまった、」
