「えっと…なんか問題あんの……ですか?」
「……。」
一瞬不敵な笑みを浮かべたかと思うと、すぐにふわりと羽根が舞うように微笑む彼。
……さっきのは気のせいか…?
「…いや?何の問題もないよ。おいで、僕が案内してあげる」
にっこにことずっと笑みを絶やさないちょっと胡散臭い天使に連れられ、3階の階段へと足を踏み出した。
「う、おおお……」
「…お嬢さん、ここの入部希望者さん?」
にっこりと天使のように微笑むキューティフェイスのこの男。
すっごい可愛すぎて直視できん…。
思わず俯き、こくこくと壊れた人形のように頷く。
「……そっか。珍しいねぇ、今年は入部希望者さん君で2人目だよ」
「…え、2人で珍しいんですか」
「うんうん。まあ、立ち話もなんだし、中に入りなよ」
背中を押されて、中へと即される。
いやあああ、触られたところだけ以上に熱いぞ!?なんだこれ…。
疑問で頭がいっぱいのあたしには、彼のつぶやきは聞こえなかった。
「……ようこそSKS部へ…」
そういって彼はニヒルに微笑んだ。
