あれから軽く30分は経過した…と思う。
何せ、広すぎて自分が今どこにいるか把握できないからだ。
方向音痴ではないと思うんだけど…。
チラリと学園案内が書かれているパンフレットに目を通すが、肝心のSKS部の場所だけ記入されていない。
何ともふざけた名前だし、入部者がいないからなのか…。
とりあえず3階に行ってみよう、と廊下の角を曲がろうとしたのだが、
ドンっ!
「っってぇぇ……」
「あっ!ごめんね、お嬢さん。お怪我はない?」
何なんだ、今日はぶつかっちゃうDAYか何かか??!
生徒会長といい、コイツといい…!
怒りで頭が沸騰しそう…だが、ここは抑えて、平常心、平常心…。
「大丈夫だ。そっちこそだ……い」
「……ん?大丈夫だよ。僕、男のコだし」
お、思わず言葉が詰まっちまった…
だってコイツ……
ものすっっごくカワイイ。
