「うっわああ……なんだ、これ」
目の前にはどでかい立派な校門が立ちそびえていて。
なんか……場違いな気がしてきた…。
いまさらながら弱気になるあたし。
…いやいや!ここで弱気になってどうするよ!!神経が図太いのがあたしの取り柄だろっ。
意を決して、あたしは門を潜り抜けた―――――。
事の始まりは、数週間前。
――――――……
――――…
「……えっ!合格してたの!!?」
3月。
あたしが受けた天津川学園の合格発表の日。
どうせ落ちてるだろう、と普通ならドキドキして合格か否かを知らせる板の前で待ちわびるところを、あたしは家でまったりと過ごしていた。――――が、
『そうだよ!うち、あんたのことが心配で心配で、自分が受けたところでもないのにわざわざホームページ開いてあんたの受験番号探したんだから!!』
今では、わざわざ結果を見に行かなくても、パソコンで気軽に結果を知ることが出来るらしい。ところで。
