蓮「怒ってるって思ってるでしょ。」
凪「え」
蓮「図星?凪、わかりやすいもんね。」
凪「蓮、私一稟に戻っていいのかな」
蓮「凪はどうしたいの」
凪「戻りたいのか、分からない。蓮、私これから何したらいいか分からない。何すれば正解?」
浅見という人が消えて、解放された。と思ったらなんか自分の気持ちが分からなくなった。
私は戻りたいの?
蓮「…正解なんて、無いんじゃないかな。今は分からなくても、これから一凛と一緒にいてどうしたいのか決める。それじゃダメ?」
凪「そうだね」
蓮「逃げた。凪の得意技」
凪「…」
蓮「どう?僕、凪のことよく知ってると思うでしょ?でも、それは外見だけ。凪の大事なこととか全く知らない。僕そんなに頼りない?」
悲しい顔で見つめないで。
ねえ、蓮。


