静side
これから話す…俺がずっと皆に隠してきたこと。
静「ここに運び込まれた俺と凪以外のもう1人いたでしょ。その人…俺知ってる。」
葉「え…」
静「自称、闇の支配者。本名は、…浅見秦也。あいつには双子の妹がいて、親はどっちも小学生の頃に亡くなってて児童養護施設で育って中学の頃に今の親に引き取られた。そして俺と同じ中学校に転校生として来たんだ。」
亮「何でそんなに詳しく知ってるの?」
静「よく聞かされた。俺を殴ってる時とかに」
巧「殴ってる時って…」
静「イジメ。あいつからずっと、3年間暴力受けてた。だから、高校はアイツから解放されるために中学から離れた今の学校に来た。それで、アイツからやっと解放されたって思ってた。」
葉たちはなにも言葉に出さない。
話す隙間も作らないからだろうか。
俺は俯いて話している。
上を、葉達の顔を見るのが怖い。
情けないのにもほどがある。


