無我夢中で殴った。 お兄ちゃんが悪いんだ。 私は悪くない。 だってお兄ちゃんから大切な人の憎しみを私にぶつけてきたのだから。 正当防衛だ。 そんなことを言って私も憎しみをお兄ちゃんにぶつけてる。 止まらない。 柚琉のこと、彗のことを考えるとこんなモンじゃおさまらないぐらい怒り狂っていた。 凪「彗、柚琉っ、静…」 もう、お兄ちゃんに意識はない。 あぁ、止まらない止まらない止まらない 誰か止めて 私、殺してしまう この人を、たった1人の家族を…