声をした方を見ると、サッカーボールを持って立っている秦ちゃんだった。 秦「え、これ僕んち?だよね?」 凪「…」 秦「どうゆうこと?なんで真っ赤っかなの?お母さんお父さんは?ねぇ、凪ー。」 ゆっさゆっさと私の肩を揺らす秦ちゃん。 「水俣凪ちゃんと秦くんだね?こっちに来てくれるかな?」 それから救急隊員に連れられ私は傷の手当をすると言われ秦ちゃんと叔母さんと救急車で病院まで行った。 小学生の凪side終わり