孤独総長×全国三位の暴走族【完】






やっぱり





凪「私達、似てるね」





兄妹なんだって思える。





ニコッとお兄ちゃんに向けた。








闇「お前と一緒にすんな。お前は人殺しだろ」






凪「それはお兄ちゃんも同じでしょう?私はお兄ちゃんを殺したい…ほど、柚琉と彗が大好き。愛してた。」







闇「…」






顔を歪ませるお兄ちゃん。







凪「私が、あの時火事で死んでいたら…お兄ちゃんは幸せだった?」






歪ませたまま、顔を動かさないお兄ちゃん。






あの頃…私達はまだ小学生だった…