孤独総長×全国三位の暴走族【完】




蓮side




ガララと音を立てて凪の病室に入ってきたのは、さっきこっそり出て行った巧。






なんだかんだいって、巧も凪が心配だもんね。







でも、巧の表情があまり良くない。






それに、巧は凪の後を追って静を探しに行ってたはず。








なんで2人いないんだろう?







葉「何した」






巧「え、と…ごめん、見つけたけど…」






亮「見つけたけど??」





巧「俺に伝言を頼んでどっかに走っていった。追いかけたんだけど…無理だった」







蓮「凪足早いもんね…」







葉「頼まれた伝言って?」







巧「ごめんって。」








葉「ごめん??」








ごめん…凪はどういう意味で言ったの?





凪はいつも言葉が足りない。






これじゃなんのことだかわからないよ…。






益々凪がわからなくなっていく。







遠く、遠くなっていく。






蓮「凪…」