ザッザッと俺の歩く足音だけが鳴る。
そして、凪の真後ろまで来て止まった。
俺は、ゆっくり凪に手を伸ばし凪の頭に手をのせた。
凪「…」
あれ…
何言うんだっけ…!?
凪「何…」
巧「あっ…とな、こんなとこいても、なんだし…帰ろう?」
その言葉に凪は反応なし。
えーーーー。
これ想定内だ、けどさ!
巧「静がさ、何処にいるかわからなければ、凪だけが探すんじゃなくて俺らもいるからさ…。そ、それに!静は、あーみえて結構…」
強いんだぜ?って言おうとした時、凪が口を開けた。
凪「私のせいだから…」
それはやっと俺の耳に届く程小さい声だった。
巧「……えっ?」


