帝「ふぅ~ん?さっきから気になってたが、何でお前・・いや、何でもない。いくか。SHRが始まる」 そう言って理事長室を出て行った。 達「・・気にするなよ?」 凪「...何が」 達「・・いや?」 そして私は佐田先生についていくように理事長室を出て行った。 佐田先生が言いかけた言葉が私の傷を抉るとでも思ったのだろうか。 もう、傷を抉る所なんてないのに。 抉る心なんてないのに。 そう思いながら廊下を歩いていた。