孤独総長×全国三位の暴走族【完】







静「そんなこと有り得ないだろ」





それが心の底から思った最初の言葉だった。











俺の突然の言葉にみんなが振り向く。







葉「...静」








だって、俺の知ってる彗さんは








彗さんは...











彗..さん...はな..









その時、頬に何かが伝った。










巧「…静!」







巧に呼ばれた気がしたが俺は振り返らずひたすら…











走った。









できるだけ遠くに..誰にも見せたくなかったこの涙を、隠すために。














静side終わり