彗さんの病室に着くと、蓮と美咲さん、葉たちがベットを囲んで泣いていた。 凪だけ泣いてなく、じっと彗さんを見ていた。 担当医と看護師は気まづそうに俯いている。 なにがあった? 異様な空気にただ、俺はドアに立っているしかなかった。 美「彗っ!彗、私を置いてかないでよお!」 ...え? その瞬間全てが分かって、俺は時が止まった気がした。 まさか 彗さんが 死んだ...?