はあはあと息があがるほどに一気にまくし立てたあたしは、哲平のその姿を見て、少しだけ我に返った。
ブオーンという空調機の音が、やけに耳につく。
それくらい、この部屋は静かで。
流れる沈黙。
何も言わない哲平。
あたしはまたしても、こみ上げるイライラを抑える事が出来なかった。
「最低」
そう冷たく言い放った。
今まであたしが、こんなにも哲平を責めた事があっただろうか?
ないよね。
こんな事1度だってなかった。
だって哲平は、人の気持ちが考えられる、本当に優しい人だったでしょう?
あたし、間違ってないよね?
ねぇ哲平。
幸子だって、そんな哲平おかしいって言ってたよ…
ブオーンという空調機の音が、やけに耳につく。
それくらい、この部屋は静かで。
流れる沈黙。
何も言わない哲平。
あたしはまたしても、こみ上げるイライラを抑える事が出来なかった。
「最低」
そう冷たく言い放った。
今まであたしが、こんなにも哲平を責めた事があっただろうか?
ないよね。
こんな事1度だってなかった。
だって哲平は、人の気持ちが考えられる、本当に優しい人だったでしょう?
あたし、間違ってないよね?
ねぇ哲平。
幸子だって、そんな哲平おかしいって言ってたよ…



