ようやく目的地に到着。
哲平を起こしてバスを降りると、目の前に広がる自然。
テンションの上がったあたしは、一人ではしゃいでいた。
本当に楽しくて、嬉しくて。
さっき願ったばかりの、願いごとの効果かも。
…なんて思いながら。
鈴虫寺の周辺も探索し、そろそろ疲れてきた頃、ちょうど日が暮れて、辺りが薄暗くなってきた。
「今からどうするん?」
「ホテル予約してあるねん」
ちょっと得意気に答える哲平。
ますます気分が上がるあたし。
だから、哲平の様子が少しおかしい事になんか、あたしは全く気付かずにいた。
簡単に叶うような事は、わざわざ願わないよね。
これからの未来が不安定だからこそ、願うんだ。
それを分かっていたから、哲平はここに連れてきてくれたの?
哲平を起こしてバスを降りると、目の前に広がる自然。
テンションの上がったあたしは、一人ではしゃいでいた。
本当に楽しくて、嬉しくて。
さっき願ったばかりの、願いごとの効果かも。
…なんて思いながら。
鈴虫寺の周辺も探索し、そろそろ疲れてきた頃、ちょうど日が暮れて、辺りが薄暗くなってきた。
「今からどうするん?」
「ホテル予約してあるねん」
ちょっと得意気に答える哲平。
ますます気分が上がるあたし。
だから、哲平の様子が少しおかしい事になんか、あたしは全く気付かずにいた。
簡単に叶うような事は、わざわざ願わないよね。
これからの未来が不安定だからこそ、願うんだ。
それを分かっていたから、哲平はここに連れてきてくれたの?



