「はぁ~?ホスト~?」
やって来た中華料理屋の店内に、幸子の声が響く。
「ちょ、声でかいって」
人差し指を口の前に立てるあたしに、幸子は軽く肩をすくめながら、目の前のウーロン茶に手を伸ばした。
それをゴクリと飲みこみ、あたしを見つめる。
「ホンマに言うてんの?」
信じられないというような幸子の視線。
嘘だったら、あたしが一番嬉しいよ。
あたしは無言で、視線と頭をもたげた。
頭上で幸子のため息が聞こえる。
やっぱりこんな事、言わない方が良かったのかな?
でも遅かれ早かれ、徹を通してバレそうだし。
隠しておくなんて、無理だよ。
でも、反応は怖いけど、あたしは誰かに、話しを聞いて欲しかったんだ。
やって来た中華料理屋の店内に、幸子の声が響く。
「ちょ、声でかいって」
人差し指を口の前に立てるあたしに、幸子は軽く肩をすくめながら、目の前のウーロン茶に手を伸ばした。
それをゴクリと飲みこみ、あたしを見つめる。
「ホンマに言うてんの?」
信じられないというような幸子の視線。
嘘だったら、あたしが一番嬉しいよ。
あたしは無言で、視線と頭をもたげた。
頭上で幸子のため息が聞こえる。
やっぱりこんな事、言わない方が良かったのかな?
でも遅かれ早かれ、徹を通してバレそうだし。
隠しておくなんて、無理だよ。
でも、反応は怖いけど、あたしは誰かに、話しを聞いて欲しかったんだ。



