〈守・恵サイド〉
30分前…
守「あはっ、うまく行ったみたいだね!恵〜!」
恵「うんっ!学校で思いついた時はちょっと無理かもなって思ってたけどねっ!」
守「でもさ〜、もしかしたら、本当に僕たちの花嫁になっちゃったりして~」
恵「あははっ!そ〜なったら、絶対に王龍のみんなが怒っちゃうよっ!」
守「そーだな、でも、まぁ今も怒ってると思うよ~」
恵「あー、そうかもねっ!でも、しょうがないよねっ!だって…」
守・恵「「暇だったんだもん」」
守「…でも、リンちゃんのことだから、断るんじゃないかと思ったよ~」
恵「あっ!僕も思ってた!でも、断らなかったねっ!」
守「…窓から飛び降りたのもびっくりしたし…」
恵「あぁー、かっこよかったよねっ!
それ、ドレスもすっごくにあってたし…」
守「ほんとだよ!キレイだったよね〜!
リンちゃん…」
恵「…ねぇ、守、リンちゃんが、もし、本当のことを知ったら怒るかな?」
守「…あぁ、そ〜かもしれないね…」
恵「僕、リンちゃんにだけは嫌われたくないなっ!」
守「僕も〜!」
