…まぁ、今は忘れましょう…
早く、あの二人のところに戻らないと…
ウィーン
着いたわね…
たしか、ここら辺にいるはず…
いないわね…どこかしら…
ん?誰か来るわね…
あぁ、使用人ね…
あの子達に聞いてみようかしら…
『あの、私の知り合いを見ていないかしら?背が小さい双子の男の子たちなんだけど…』
使用人①「…え?…あの、もしかして、守様と恵様のことですか?」
…どうして、名前を知ってるのかしら…
『え、ええ、そうですが…』
使用人②「まぁ!あなたが花嫁さんですね!!」
え?…花嫁?
『ちょ、ちょっと待って花嫁ってどういうこと?』
「「リンちゃんのことだよ!」」
守、恵…
…いつからいたのかしら…
『…どういうことですか?
なんで私が、守と恵の花嫁になってるんですか?』
守「ん~?なんでだろうね?
ここにきたらそーいうことになってたんだよぉ?」
守「リンちゃんが僕たちをここに連れてきたから、てっきり僕たちのどちらかと結婚するのかと思っちゃったっ!」
…何がどうなってるわけ。
私は、2人が今日が誕生日だと言ったから、私の所有するホテルで私のお気に入りのホテルを選んだのよ…
なのに、なんで…
こんなことに…
あぁ…なんだ…そう言う事…
ふふふ…
面白い子たちね…
楽しくなりそう…
